「マツダのCX-5に興味があるけれど、前期と後期の違いがよく分からない」「中古で探すならどの年式がおすすめなのか知りたい」と感じている方は多いのではないでしょうか。
実際、CX-5は年式ごとに大きく進化しており、見た目や装備、走行性能まで変わっているため、どのモデルを選ぶかで満足度も大きく異なります。特に初めてCX-5を検討する方にとっては、「前期と後期のどちらがいいのか」「おすすめグレードや不人気カラーの情報」などが気になるポイントでしょう。
この記事では、そんな疑問を丁寧に解消するため、CX-5の前期・後期モデルの違いや選び方のコツ、後悔しないための視点まで、SEOと読者ニーズを意識して徹底解説していきます。
- CX-5の前期・後期モデルの違いを徹底比較
- おすすめグレードや人気のカラーを紹介
- マイナーチェンジの歴史と各年式の特徴を解説
- KF型とKE型の違いとその見分け方を説明
- CXシリーズで最も人気のあるモデルを明らかに
- ディーゼル車を選んで後悔するケースの注意点も紹介
CX-5の前期と後期の違いを知れば後悔しない

- CX-5の後期型は何年から登場したのか
- マイナーチェンジの歴史を振り返る
- KF型とKE型の違いを知っておこう
- 後期モデルのおすすめグレードとは
- CX-5ディーゼルで後悔する人の特徴
- 前期後期どちらが自分に合うのか
1. CX-5の後期型は何年から登場したのか

CX-5の後期型が登場したのは、2021年12月の商品改良が最初のタイミングです。この変更により、CX-5はデザイン・走行性能・快適性の面で大きな進化を遂げました。まず外観では、フロントグリルが立体感を増し、ヘッドランプのLEDシグネチャーがシャープに。リアランプも横一線の光り方に変更され、現代的で洗練された印象を与えるデザインへと変わりました。ボディカラーも刷新され、新色の追加によって選択肢が広がった点も後期型の魅力のひとつです。
さらに、走行性能ではサスペンションのセッティングが見直され、乗り心地と静粛性が飛躍的に向上しています。加えて、Gベクタリングコントロールプラス(GVC+)の改良により、コーナリング時の安定性が高まり、長距離運転でも疲れにくい仕様になっています。
装備面でもセンターディスプレイの大型化や電動スイッチ式パーキングブレーキの導入など、利便性と快適性が大幅にアップしています。つまり「CX-5 後期型は何年から?」という問いに対しては「2021年12月の改良以降」というのが正解であり、この年式を境にCX-5の完成度は一段階上がったといえるでしょう。
2. マイナーチェンジの歴史を振り返る

マツダCX-5は、2012年のKE型登場から始まり、現在のKF型に至るまで何度もマイナーチェンジを繰り返してきたモデルです。KE型は「魂動デザイン」を初めて取り入れたSUVとして話題になり、2015年にはLEDヘッドランプの採用やNVH性能の改善、インテリアの質感向上などが行われました。
その後、2017年にフルモデルチェンジされ、2代目としてKF型が登場。このKF型も毎年のように商品改良を受けています。2018年には2.5Lターボモデルが追加され、2019年にはApple CarPlayとAndroid Autoに対応。2020年には新色ポリメタルグレーメタリックの追加、走行安定性の向上が図られました。
そして2021年12月、ついに「後期型」と呼ばれるレベルの大改良が施されました。外観の再設計、内装の利便性向上、安全装備の拡充など、まさにフルモデルチェンジに匹敵するレベルの進化です。このように、CX-5はその都度ユーザーの声を反映させ、着実に進化してきた歴史があります。マイナーチェンジの内容を知っていれば、自分の求める装備や性能がどの年式に搭載されているか判断しやすくなります。
3. KF型とKE型の違いを知っておこう

CX-5の初代KE型と、現行KF型は外観が似ているように見えて、実は大きな違いがあります。KE型(2012〜2016年)はマツダのスカイアクティブ技術を本格採用した初代SUVで、当時としては画期的な走行性能と燃費性能を誇っていました。しかし、内装の質感や静粛性にはやや課題があり、装備も現在基準で見るとやや物足りない面があります。
対してKF型(2017年〜)は、完全なフルモデルチェンジによって内外装が刷新され、上質感と快適性が大幅に向上。ボディ剛性の強化、サスペンションの再設計により、乗り心地は格段に良くなりました。また、i-ACTIVSENSEと呼ばれる運転支援システムが標準化され、安全面でも大きく進化しています。
デザイン面でも、KE型はやや丸みを帯びた印象だったのに対し、KF型はエッジの効いたシャープなラインが特徴。インテリアもスイッチの操作感や素材の質感が高まり、所有満足度はKE型より圧倒的に上です。中古車を選ぶ場合、価格重視ならKE型でも良い選択ですが、快適性や先進性を重視するならKF型一択です。
4. 後期モデルのおすすめグレードとは

CX-5の後期モデル(2021年12月〜)において、最もおすすめのグレードは「L Package」と「Sports Appearance」です。まずL Packageは、レザーシート、シートヒーター、パワーシート、BOSEサウンドなど快適装備が充実しており、高級SUV並みの満足度を得られる仕様です。上質なインテリアにこだわる人や、家族での利用が多い方に最適です。
一方、スポーツアピアランスは外装のブラックアウト処理や専用アルミホイール、レッドアクセントなどが施され、精悍な見た目を重視したグレード。スタイリッシュに乗りたい人や、個性を演出したい人に非常に人気があります。街中でも存在感を放つため、若年層やデザイン重視派からの評価が高いです。
また、価格と装備のバランスに優れた「PROACTIVE+」も見逃せません。運転支援系の装備がすべて揃っているうえ、価格が抑えめ。機能性と経済性のバランスを取りたい人には、非常にコスパの高い選択肢です。自分のライフスタイルと重視する価値観に応じて、最適なグレードを選ぶことがCX-5購入の成功につながります。
5. CX-5ディーゼルで後悔する人の特徴

CX-5のディーゼルモデルは、トルクの太さと燃費性能から人気が高い一方で、「買って後悔した」という声も存在します。その最大の原因は、ディーゼル特有の運用条件を理解せずに購入してしまうケースです。例えば、街乗り中心や短距離走行が多いユーザーは、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)の再生がうまく進まず、詰まりやすくなってしまいます。これがエンジン警告灯の点灯や加速不良につながり、ディーラーでの修理費用が発生することもあります。
また、ディーゼルエンジンはオイル管理が非常に重要で、定期的なオイル交換を怠るとエンジン内部にカーボンが溜まり、トラブルを招きやすくなります。さらに、エンジン音や振動もガソリン車より大きいため、静粛性を重視する方には不満となる可能性があります。
とはいえ、高速道路中心の長距離通勤やアウトドア志向の方には、CX-5ディーゼルは理想的な選択です。重要なのは「自分の走行スタイルに合っているかどうか」です。購入前にこの点をしっかり把握しておくことで、後悔のない選択が可能になります。
6. 前期後期どちらが自分に合うのか

CX-5を購入するにあたり、前期と後期のどちらを選ぶべきかは、「自分がクルマに何を求めるか」で決まります。まず価格を重視する人であれば、前期型(特に初期KFやKE型)は非常に魅力的です。中古市場でも玉数が豊富で、200万円以下でも選択肢が多くあります。ただし、年式が古いぶん装備や静粛性、安全性能には限界がある点には注意が必要です。
一方、快適性・安全性・最新デザインを重視する人には、断然後期型がおすすめです。乗り心地の滑らかさ、先進的な装備、スタイリッシュな外観など、すべてにおいて前期型を上回っています。また、ファミリー用途や長距離利用を想定しているなら、後期型の方が疲れにくく、満足度も高いです。
自分がCX-5にどんな価値を求めるか──それが前期後期を選ぶ最大の基準になります。「予算内で最低限の装備でOK」なのか、「数年乗るつもりだから快適性と性能を重視」するのか。その答えによって、選ぶべきモデルは明確になるはずです。
CX-5 前期 後期 違いを踏まえて選び方に自信を持つ

- CX-5で不人気な色が与える印象とその理由
- マツダCXシリーズで最も人気のモデルとは
- CX-5のマイナーチェンジごとの主な変更点
- マイナーチェンジモデル同士の比較ポイント
- 後期KF型をベースにしたカスタムの魅力
- 前期後期を見分けるチェックポイント
1. CX-5で不人気な色が与える印象とその理由

CX-5には多彩なカラーバリエーションが用意されていますが、その中でも一部のカラーは「不人気色」として扱われているのが現実です。たとえば「ディープクリスタルブルーマイカ」や「チタニウムフラッシュマイカ」は、暗めで重厚感のある色調が特徴ですが、光の当たり方によっては地味に見えることもあり、年齢層によっては“おじさんくさい”という印象を抱かれることがあります。特に中古車市場では、こうしたカラーの個体は値落ちが早く、売却時に苦労することもあります。
さらに、アウトドア仕様のフィールドジャーニーやスポーツアピアランスといったモデルでは、カラーバリエーションとの相性が特に重要です。ボディの装飾やブラックパーツが目立つ分、地味な色を選んでしまうとデザイン全体が“もっさり”見えてしまうこともあります。逆に、人気カラーである「マシーングレープレミアムメタリック」や「ソウルレッドクリスタルメタリック」は、光の加減で深みや輝きが変化し、洗練された印象を与えてくれるため、デザインとの調和も良好です。
「CX-5はカラーで印象が変わる」という前提を持ち、デザインとカラーのバランスを意識して選ぶことが後悔しない秘訣です。自分の好みだけでなく、将来のリセールや周囲からの印象も考慮してカラー選びをすることが重要です。
2. マツダCXシリーズで最も人気のモデルとは

マツダのCXシリーズにはCX-3、CX-30、CX-5、CX-8、CX-60など複数のモデルが存在しますが、その中で最も人気を集めているのが「CX-5」です。なぜならCX-5は、ボディサイズ・価格・装備・走行性能のバランスが非常に優れており、都市部から郊外まであらゆる環境に適応できる“万能型SUV”だからです。全長は4,575mmと取り回しやすく、かつ室内空間は十分確保されており、ファミリーカーとしても支持を集めています。
さらに、CX-5は2017年以降のKF型で大幅な質感向上を果たし、ラグジュアリー志向のユーザーにも受け入れられるようになりました。一方で、CX-3はややコンパクトすぎて荷室が狭く、CX-8は3列シートで大きすぎるという評価があり、その中間に位置するCX-5の利便性とコスパの良さが際立っているのです。
また、モデルとしての歴史も長く、改良を重ねて完成度が高まっている点も安心感につながっています。マツダの中でも“フラッグシップ的存在”であり、車に詳しい人ほどCX-5を選ぶ傾向が強いというデータもあるほどです。
3. CX-5のマイナーチェンジごとの主な変更点

CX-5は初代KE型から現行KF型に至るまで、何度もマイナーチェンジを繰り返しており、それぞれの改良ポイントを把握しておくことで、どの年式が自分に合っているのか明確に見えてきます。KE型では2015年にLEDヘッドランプ、静粛性向上、インフォテインメントのUI改善などが行われ、先進感が増しました。
KF型では2017年のデビュー以降、2018年に2.5Lガソリンターボを追加、2019年にはスマートフォン連携機能が標準化、2020年にはダンピング性能の向上によって乗り心地が改善されました。そして2021年12月には、後期型として大幅なフェイスリフトと装備拡充が実施されています。
具体的には、LEDランプの光り方やグリル形状が刷新され、内装ではシート構造やディスプレイサイズが改良されました。マイナーチェンジによって見た目だけでなく、乗り心地・静粛性・安全性といった“体感できる差”が生まれているため、単純に年式だけで選ぶのではなく、改良内容を把握してから選ぶことが失敗しないコツです。
4. マイナーチェンジモデル同士の比較ポイント

CX-5のマイナーチェンジを跨いでモデル同士を比較する場合、注目すべきポイントは「デザイン・装備・走行性能」の3点です。たとえば2017年式の初期KF型と2021年以降の後期型を比べると、まずフロント・リアのLEDランプの形状が異なり、後期型の方がシャープで高級感のあるデザインになっています。
装備面では、2020年モデル以降からはApple CarPlayやAndroid Autoが標準装備となり、ナビや音楽の連携がスムーズになっています。また、電動パーキングブレーキやブレーキホールド機能、ワイヤレス充電など、快適性に直結する装備が年々追加されています。加えて、後期型ではステアリングの操作感やサスペンションのセッティングが見直されており、乗り心地と静粛性に明確な差が出ています。
つまり、年式が異なるCX-5を比較する際は、「見た目」だけではなく、こうした目に見えない快適性や操作感にも注目することが重要です。中古車選びで失敗しないためには、表面上のスペックだけでなく、実際に運転したときのフィーリングにもこだわるべきです。
5. 後期KF型をベースにしたカスタムの魅力

後期KF型のCX-5は、カスタムベースとして非常に優れたポテンシャルを持っています。純正状態でも完成度の高いデザインを備えているため、ホイールや車高調を入れるだけでも大きく印象が変わります。たとえば、ブラック系のホイールとオールテレーンタイヤを組み合わせることで、アウトドアスタイルの雰囲気を一気に演出できますし、ローダウン+大径ホイールで都会的なカスタムも楽しめます。
エクステリアだけでなく、ルーフラックやルーフボックスの追加、LEDフォグランプの交換など、実用性と見た目を両立できるパーツが豊富に揃っているのも魅力です。さらに、車内も防水シートカバーやアルミ製ペダル、インテリアイルミネーションなど、細部の質感向上に寄与するカスタムが可能です。
後期KF型はベースとしての完成度が高いため、「少し手を加えるだけで一気に映える」仕様に仕上がるのが特長。個性を出したい方、自分好みのCX-5に仕上げたい方には理想的な素材となるでしょう。
6. 前期後期を見分けるチェックポイント

CX-5の前期・後期を見分ける際に最も確実なのが「ヘッドランプとリアランプの形状」です。前期型ではランプ内のLEDラインが太く、やや丸みを帯びた印象ですが、後期型になると細くシャープなラインが採用され、より精悍な表情になっています。また、フロントグリルのデザインも立体的になっており、グリル周囲のメッキ処理の幅や形状に違いが見られます。
内装では、センターディスプレイのサイズが後期型では10.25インチへと大型化されている点、パーキングブレーキがスイッチ式になっている点も注目ポイントです。さらに、ステアリングの質感やメーター周りのデザイン、USBポートの位置や数も変化しているため、細部まで見れば違いは一目瞭然です。
中古車として購入する際には、単に“年式”を見るのではなく、これらの装備やデザインの違いを自分の目で確認することが重要です。特に、2021年12月以降が後期型という明確な目安があるため、購入前にそのポイントを押さえておけば、前期を後期と誤認して後悔するような失敗を避けることができます。
まとめ:前期と後期の違いを知ればCX-5選びで失敗しない

CX-5を選ぶ上で、「前期」と「後期」の違いを正しく理解することは非常に重要です。外観デザイン、安全装備、快適性、燃費、カスタムベースとしての魅力──すべてにおいて、モデルごとの個性が明確に分かれており、単純に「新しい方が良い」「価格が安い方が良い」といった判断では後悔してしまう可能性があります。
前期モデルにはコスパの良さや選択肢の豊富さというメリットがありますが、装備やデザインに古さを感じやすく、特に中古市場ではカラーやグレードのバランスも考慮が必要です。一方、後期モデルは価格こそやや高くなりますが、洗練されたデザイン、向上した快適性や安全性、そしてカスタムのしやすさなど、多くの点で満足度が高い仕上がりとなっています。
重要なのは、「自分の使い方に合っているか」「必要な装備があるか」「予算内で理想を満たせるか」という視点です。他人の評価に流されず、自分の価値観と用途に基づいた選択をすることで、CX-5という素晴らしいSUVを最大限に活かすことができます。前期後期の違いを知り尽くした上で選べば、後悔することのない一台にきっと出会えるはずです。